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ラストレター

新年一発目です。(おそい)

去年から第二次岩井俊二ブームがきている私は、絶対観ようと決めていた「ラストレター」を観てきました!
まさかないとはおもっていたけど、ピクニックやリリィシュシュのようなブラック俊二じゃなくて、正真正銘のホワイト俊二だったのでほっとしました。とてもとても良い映画だった。

森七菜ちゃん、彼女は何なんですか! 初めて見たけど素晴らしすぎる。派手ではないのに、ただそこにいるだけで、圧倒的なドラマが伝わってくるなんともいえない存在感ですね。
乙坂先輩に問い詰められるシーンで、左足の甲がきゅっと上がる仕草があって、それが演技を超えていて、この何気ない仕草がずっと忘れられません。広瀬すずとは違う個性で輝いていて、ほんとに凄かった。
その広瀬すずも、私がいままで見たなかで一番良い広瀬すずでした。去年毎朝見ていた彼女とは別人かとおもうほど何倍もよかったです。岩井さんが撮るとこんなふうに活きるんだなあというのを見せてもらえました。

「ラブレター」を彷彿とさせる設定の数々、そして「ラブレター」のふたりが登場するのもやっぱりうれしい。「四月物語」では初々しい大学生だった松たか子のお母さん演技も感慨深かったです。

ストーリーは、深く考えようとするとツッコミどころがぽろぽろ出てはくるけど、岩井俊二だから。という感じで流せますね。ファンタジーだから。ミュージカルだから。みたいなノリで、岩井俊二だから。という感じ。岩井俊二というジャンルがあるとおもう。確実に。

この時代に、手紙を使ったドラマを成立させてしまったところがなんか面白い。「ラブレター」から25年も経って、同じような映画ができたことが奇跡みたい。初恋の相手をモチーフにした作品を書き続ける乙坂鏡史郎が、それでも第一作を超えられずにいたように、岩井さんは「ラブレター」を更新したいのにできないでいたのかも。乙坂がもう一度小説と向き合えそうと言うのは、岩井さんのお祈りなのかもしれないなとおもった。
「ラブレター」大好きな私のような人の心をくすぐりつつ、でもきちんと新しい時代の作品になっていました。
「リップヴァンウィンクルの花嫁」がどうしたどうしたって感じだったので、私のすきだった岩井俊二さん再来、という感じでとてもうれしく、本当にいい映画観たなー!という気持ちで映画館出てくることができました。

良すぎて原作本も買ってしまった。設定が少し違っているみたいだったのでこちらも楽しみです!

 

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